親子で作る
自由工作キット
週末のおうち時間。
親子でじっくり自由工作を
楽しんでみませんか?
テーマは「昭和レトロ」
今から約60年前(昭和30年代)、
東海道新幹線や東京タワーの開業、
東京オリンピック開催など
人々の生活が急速に変化した時代でした。
また日本の食文化も大きく変化しました。
「洋食」が一般にも広く浸透し、
後の1970年代の外食産業の急成長へと
つながっていきます。
お好み食堂とは
お好み食堂とは
昭和の初期、外食が庶民に
浸透するきっかけにもなったのが
デパートの最上階にオープンした
「大食堂」「お好み食堂」でした。
家族三世代そろって食事をする風景も
よく見られました。
また「お子様ランチ」というメニューが
登場したのもデパートの食堂からでした。
お好み食堂の
食品サンプルをつくろう!
今回おすすめするのは
こちらの3つのメニュー!
食品サンプル製作キットを使った
アレンジメニューです。
しょうが焼き定食
お子様ランチ
プリンアラモード
食品サンプルの昔ながらの蝋の技法と
樹脂素材を組み合わせて作ります。
お好みの食器でアレンジできるので、
ありきたりでない思い出に残るものを
作りたい、工作キットでは物足りない
という方におすすめ。
作り手の個性が出せる昭和レトロな
メニューの食品サンプルを
作ってみませんか?
人気の昭和レトロな食器やグラスで自由にアレンジした食品サンプルが作れます。
撮影協力/Coffee Shop ギャラン(京成上野)
書籍のご紹介
小学校の夏休み、冬休みの自由研究の資料におすすめします。
「眼で食べる日本人」
食文化に造詣が深い野瀬泰申氏の著書
(旭屋出版 2002年刊)
食品サンプルが日本に生まれた背景、役割、製作技術、日本人の民族性まで多角的に捉えたユニークな本。
食品サンプルの誕生
(ちくま文庫 2017年刊)
「眼で食べる日本人」(2002年刊)を文庫化したもの。
【おすすめ】「お悩み解決!1日でできる自由研究」→こちら
食品サンプルの歴史
食品サンプルが発明されたとされるのは大正末期から昭和初期。現在、そのはっきりとした誕生の物語を記した資料は残念ながら発見されていません。ほぼ同時期に異なる場所の複数の研究者や職人の手により発明されたといわれています。その後、百貨店の食堂の流行とともに食品サンプルは日本中に広がり、日本の外食文化には無くてはならない存在となりました。
現在でも飲食店向けの食品サンプルは店のメニューに合わせてオーダーメイドされている手作りの受注生産品です。
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